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濃飛新報

【岐阜県土岐市】2017年3月7日~7月7日, 核融合科学研究所にて重水素実験.

火曜~金曜の9:00~18:00, 放射性物質トリチウムを15分おきに空気中に放出.

 2017年3月7日~7月7日, 岐阜県土岐市の核融合科学研究所では重水素実験が行われる予定である.
 原子力発電所が抱える問題と同様に, 実験で放射性物質 (トリチウム) が発生し, 完全除去が困難な問題, 核廃棄物が発生する問題, 核廃棄物の最終処分場の問題を抱えるようだ.


 2002年 ノーベル物理学賞 受賞者であり, 素粒子物理学の権威である, 小柴昌俊 東京大学名誉教授は, 2001年の時点で, 費用面, 安全面の点から「核融合炉の誘致は危険で無駄」と斬って捨てている.
 さらに, 日本国は, 6年前に原子力発電所の事故を経験した.
 それなのに, なぜ, 何の国民的議論も無しに核融合の実験をするのだろうか?

 岐阜県、愛知県の地方自治体は, 今回の実験を住民に周知し, 放射性物質のモニタリング, 住民の避難計画を充分に完備しているだろうか?
 私は, 住民への周知については, 全く不充分であると考える.


小柴昌俊 東京大学名誉教授 (素粒子物理学 / 2002年 ノーベル物理学賞 受賞者 ) の寄稿

※ 2001年01月18日 朝日新聞

【文字起こし 開始】---------------------------------------------------------

「核融合炉の誘致は危険で無駄」
小柴 昌俊 東京大学名誉教授(素粒子物理学)

 新年度予算案に国際熱核融合実験炉(ITER=イーター)の立地予備調査費1億円が盛り込まれた。
 実際に造るとなれば、建設費だけで五千億円はかかるという巨大計画である。あまりにお金がかかるので、国際協力で造ろうとレーガン、ゴルバチョフ米ソ首脳が合意したのが1985年だった。以後、米ソに日欧も加わった四極が分担してエ学実験と設計を進めてきたが、米国は98年にこの計画から撤退した。
 それでも残る三極で設計を進め、一応の図面は引けたらしい。
原子力委委員会に設けられたイータ一計画懇談会(吉川弘之座長)は、日本誘致の方針を打ち出したとも聞く。
 核融合には、「二十一世紀の夢のエネルギー源」といった形容詞がつくことが多い。
実用可能になるまで今後長期にわたる研究開発が必要だが、もし実現すれば、核分裂反応からエネルギーを取り出す普通の原子力発電と比べ安全対策が容易で放射性廃棄物も格段に少ないといわれている。
 しかし、物理学を学んできた筆者から見ると、核融合発電には致命的ともいえる欠陥がある。
この欠陥が国民に十分に知らされないまま、誘致の方向が決まろうとしていることに強い憤りを感じる。
 重水素と三重水素を融合させようというのがイータ一計画だが、そのとき高速中性子が大量に出る。これら高速中性子は減速されないまま真空容器の壁を直撃する。この際起こる壁の放射線損傷は、われわれの経験したことのない強烈なものになることは疑いない。
 普通の原発であれば、飛び出た中性子は周りにある減速剤によって減速されるから、こうした問題は起こらない。
 かつて、イータ一計画関係者に、壁の放射線損傷をどうするのか尋ねたことがある、すると、6ヵ月で取り換えられるように壁も設計されているという返事が返ってきた。それなら、これによる稼働率の大幅な低下、コスト上昇はどうするのか、それより何よりそんなに大量に出る放射性廃棄物をどう処理するのか問いただしたが、ついに納得のいく返事を得られなかった。
 この計画の最初の主唱者であった米国が、この十年近くの経済の好況にもかかわらず、いちはやく撤退してしまった理由はこの辺にあったのではなかろうか。
 新しいエネルギー源を核融合に求めようというなら、壁を損傷する高遠中性子が出ない別の反応を取り上げるべきだろう。例えば、ヘリウム3と重水素、あるいは重水素と水素二個の三体反応などがありうる。
 これらの実現には更に高い温度と密度を必要とするから、発想を大きく転換してかからなければならないだろう。どちらにしても、イーターをいま造ることは単なる税金の無駄遣いにしかならないのではないか。
 国民のお金を使うのに、消費型と投資型とがある。投資型がすべて無駄遣いであるというつもりはない。将来に向けて必要な投資は、しなければならない。ただ、巨額になることが多いのだから、その計画の弱点も含めて国民に知らしめてから判断を仰ぐべきだと思う。
 筆者は、ニュートリノと呼ばれる素粒子の性質を調べるという、何ら現世的見返りのない研究をしてきた。そのために岐阜県神岡鉱山の地下に実験装置を造り、百数十億円もの税金を支出してもらった。そんなお前が何を生意気なことを言うかといわれる向きもあるかもしれない。
 これに関しては、現役時代、毎年二人くらい研究室に入ってくる大学院学生に対して「おれたちはな、国民の血税をもらって白分たちの夢を追わせて頂いているんだぞ。
かりそめにも無駄をしてはならないぞ」と繰り返し言い続けたことに免じてお許しをお願いたい。 =投稿

【文字起こし 終了】---------------------------------------------------------



[ 情報源: 『岐阜・危険な実験【核融合発電】岐阜・日本が危うい!2017年3月7日から!猛毒トリチウム、5%大気中に放出!核融合発電には致命的ともいえる欠陥がある【危険で無意味】ノーベル物理学賞受賞・小柴昌俊氏』 / みんなが知るべき情報/今日の物語 / 2017年03月05日 / http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/e0d20d9f73e5a2dd45088a4b3035baba ]

[ 情報源: 『【放射能警報】東海地方が3月7日より、トリチウム汚染地域になります!』 / wantonのブログ / 2017年03月05日 / http://ameblo.jp/64152966/entry-12253198503.html ]

[ 情報源: 『20170303 小出裕章先生にきいてみた!!〜土岐市核融合科学研究所 重水素実験について』 / akiko hori / 2017年03月03日 / https://www.youtube.com/watch?v=QdLNEqDfvmc ]

[ 情報源: 『重水素実験に対する抗議文』 / WONDERFUL WORLD / 2017年02月08日 / http://wonderful-ww.jugem.jp/?eid=1745 ]

[ 情報源: 『2014/03/15 【愛知】岐阜で始まる「重水素実験」とは? ~市民運動家が「被曝リスク」指摘、廃棄物問題への言及も』 / IWJ / 2014年03月15日 / http://iwj.co.jp/wj/open/archives/129550 ]

[ 情報源: 『3月22日 東濃3市は重水素実験に同意することを決めました』 / 多治見を放射能から守ろう!市民の会ブログ / 2013年03月24日 / http://nonuke-tajimi.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-8f2d.html ]
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 無党派の筆者による, 無党派の岐阜県民・岐阜市民のための地方自治分析.
 県民・市民ひとりひとりが行政を監視できるよう, 情報源を整理.
 利子・負債を生まない自由貨幣型の地域通貨, 県営の地熱発電所, 農業公共事業に夢を見る.

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