委員会室は騒然, 聴取不能状態の中, 自・公・維3党により強行採決, 可決.
本日, 衆議院・法務委員会にて, 現代の治安維持法というべき, 「組織犯罪処罰法改正案 (通称: テロ等準備罪法案, 共謀罪法案)」が強行採決された.
委員会室は騒然としており, 聴取不能状態の中での採決だったが, 政府・与党は, 「自由民主党, 公明党, 日本維新の会の委員が賛成し可決」として処理する見込みだ.
下記に, 本日の強行採決の動画 (約8分間) のURLを記載するので, 是非, ご覧頂きたい.
[ 情報源: 「共謀罪!強行採決【現場】5/19衆院・法務委員会 」/ yzjps / 2017年05月19日 /
https://www.youtube.com/watch?v=Z-Woag_XXWY ]
おそらく, 2013年の特定秘密保護法, 2015年の安全保障法の採決と同じように, 議事録には, 「議場騒然, 聴取不能」と書かれていることだろう.
野党はこの点を突いて, 「委員会可決は無効である」と主張できるかどうかが焦点だ.
本法案については, 議論は全く尽くされておらず, そもそも, 憲法第19条 (思想及び良心の自由) ・第21条 (表現の自由) の違憲立法である.
本日の採決の様子を見ると, 与党系 (自・公・維3党) も酷いが, 野党 (民進党, 日本共産党) はあまりにも本気で阻止する気が無さ過ぎるのでは無いだろうか?
野党は, 本気で阻止する気があるのなら, 手段を選んでいる場合ではない.
なぜなら, 議席数が圧倒的に少ないのだから, 普通の手段では阻止できないからだ.
野党は, 徹底した国民への周知, 時間稼ぎ, 実力行使をすべきなのだ.
したがって, 野党は, 下記のような行動をするべきである.
・ 毎日, 地方自治体議会議員に共謀罪の危険性についての街頭演説をさせる.
・ 全委員会を審議拒否する.
・ 全閣僚, 全委員長に対し, 不信任決議案, 問責決議案, 解任決議案を提出する.
・ 委員長を委員会室に入れない.
・ 委員会室前, 議場前に, 机と椅子でバリケードを作る.
・ 議場でのフィリバスター (長時間演説による議事妨害)
・ 議場での牛歩
・ 委員会室, 議場での乱闘
まだ本法案が成立したわけではない.
衆議院・本会議での採決, 参議院・法務委員会での審議および採決, 参議院・本会議での採決がある.
我々国民も, 本法案を阻止するために, 徹底した周知を行わなければならない.
共謀罪法案の危険性を分かり易く説明しているwebページのURLを下記に記載するので, 是非, 貴方の身近な方々への情報拡散をして頂きたい.
[ 情報源: 『永田町恐怖新聞 Vol.4 「テロ等準備罪(共謀罪)のココがヤバイ!」』/ 山本太郎 (参議院議員) / 2017年04月21日 /
http://www.taro-yamamoto.jp/daily-activities/7068 ]
[ 情報源: 「テロ等準備罪新設法案 野党4党が差し戻しを申し入れ」/ NHK NEWS WEB / 2017年5月19日 /
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170519/k10010987681000.html ]
[ 情報源: 「衆議院インターネット審議中継」/ 衆議院 /
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php ]
[ 情報源: 「参議院インターネット審議中継」/ 参議院 /
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php ]